松本清張「わるいやつら」(豊川悦司版)
以下、原文より抜粋。
「二時を過ぎていた。
窓から射す光線が昏れかけたように暗い。病院は閑散としている。
多少、忙しいのは午前中の二時間であった。此処にいちばん近い内科の診療室に笑い声が起こっているが、医員たちが看護婦とふざけいるのであろう。
近ごろ、また余計に疲れた、と戸谷信一は思った。三年前は、この病院も隆盛であった。
父親の弟子だった優秀な内科の医長が辞めてから急に悪くなったのだ。」 BSイレブンで放送されたドラマ版は豊川悦司、十朱幸代、内藤剛志、萬田久子、藤真利子、広岡由里子、杉本彩、岡本信人、吉田次昭、ルー大柴の出演。
出番は少ないが、ルー大柴の意外な好演。
そもそも、暑苦しいが端正な顔立ちではある。
トヨエツが若い!
非常に勢いがあった頃だ。
かなり年上の藤真利子(看護師長役)を「お前」呼びする場面で、キャーッw。
戸谷(トヨエツ)が蝶の標本を作っていたり、ヨットを所持している場面は「コレクター」「太陽がいっぱい」へのオマージュか?
下見沢(内藤剛志)との関係も、何やら「リプリー」を思わせる。
マット・ディーモン版は、アラン・ドロン版とは違う魅力がある。
…脱線しまくりだが、ご覧になった方には分かって頂ける…かな?
私が以前見たバージョンは古谷一行主演だった。
名取裕子、原田芳雄、ちあきなおみ、加藤治子とこちらも豪華キャスト。
松本清張_わるいやつらhttps://www.bs11.jp/drama/matsumoto-seicho/
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